文化と歴史
奄美群島文化概略
奄美群島は多様性にあふれる島々です。深い森、まばゆい白砂と青い環礁の海など傑出した自然の多様な風景は国定公園に指定されています。
奄美群島の歴史は世界的にも異彩を放っています。島という過酷な環境のなかでも狩猟採集は長く続き、古代には、ヤコウガイの交易が盛んとなり、中世には琉球に支配されますが、近世になると薩摩藩の直轄領となり、過酷なサトウキビ栽培に従事させられます。世界大戦中は、島々の各所に旧陸軍や海軍の要塞がおかれ、戦後は8年間米国軍政府下となりました。
島々の文化には、こうした歴史の影響のなか、琉球や大和からの文化を柔軟に受け入れたり、また奄美独自に作り出すなど、先人たちの心を伝える興味深いものが数多くみられます。
文化と歴史
奄美群島は多様性にあふれる島々です。深い森、まばゆい白砂と青い環礁の海など傑出した自然の多様な風景は国定公園に指定されています。
文化と歴史
奄美群島の伝統行事の日取りは、今も旧暦で行っているところが少なくありません。その「島ごよみ」のなかでも、特に旧暦8月~9月の夏から初秋は集落…
文化と歴史
琉球列島で見つかる遺跡の発掘調査によって、旧石器時代(30,000年前)から貝塚時代(7,000年前~1,000年前)の島々には狩猟採集民が…
文化と歴史
ヤコウガイの交易は、古代並行期にさらに盛んになったと推定されます。
文化と歴史
14世紀初頭には、薩摩半島の千𥧄家(ちかまけ)などの勢力は、奄美諸島と交易圏にあったといわれています。
文化と歴史
1868年に明治維新となり、薩摩藩による支配は終わりを告げます。しかし、黒砂糖専売はしばらく続きます。
文化と歴史
東シナ海に飛び石上に連なる奄美諸島は、「道之島」とも呼ばれ、遣唐使の航路にもなったようです。
文化と歴史
1945(昭和20)年、日本はポツダム宣言を受託し、戦争は終わりました。奄美群島でも武装解除後、復員兵や引揚者が続々と帰島してきました。