奄美大島は太古から生き続ける固有の動植物が数多く生息していることから、固有種の宝庫といわれています。植物では124種、動物では29種類もの固有種が報告されています。大陸から陸続きだったころの動植物が生息し、島々として孤立していくなかで、独自の進化をしてきたと考えられています。
奄美群島は、日本の南に点在するトカラ列島と沖縄諸島の間に位置しています。奄美大島(加計呂麻島、与路島、請島を含む)、喜界島、徳之島、沖永良部島、与...
亜熱帯海洋性気候のなかでも、島々の成り立ちの違いにより、島々の自然は異なっています。サンゴ礁が隆起してできた低島と呼ばれる島のうち、喜界島は年間平...
年間3,000㎜もの雨が降る奄美大島には、森、川、マングローブ、海のすべてに豊かな自然が残り、貴重な固有種の宝庫として世界中から注目されています。ここに...
奄美大島の大部分をしめる山岳地帯の森。ここには、多くの固有の動物が棲んでいますが、これらは南西諸島が大陸と陸続きの時に移住してきた動物たちの子孫と...
奄美の川は、多様な水生生物の生息する大切な場所でもあります。渓流沿いではアマミスミレなど貴重な植物が多く自生し、アマミイシカワガエルなどの9種類のカ...
奄美群島の海には黒潮が入り込み、特に奄美大島では、森や川からの栄養豊かな水が海へと流れ出します。外洋に面しているサンゴ礁のほか岩礁域や内湾、マング...