チーム紹介

奄美HorizonのWEBサイトを制作したスタッフをご紹介致します。
写真家、編集者、翻訳家、メディア研究者などスタッフは世界から集いました。

Our team チーム紹介

no.1

浜田 太 / はまだ ふとし

写真家・映像作家

1953年、奄美大島龍郷町円にて出生。東京写真大学(現東京工芸大学)卒。
(株)講談社の写真部に勤務後、ヨーロッパや中近東などを撮影して回る。1980年、奄美大島にUターンし、奄美の自然や文化を撮影し始めるなかで、国の特別天然記念物アマミノクロウサギに出会い、生態をふくめた撮影をライフワークと決める。
1996年、世界で初めてアマミノクロウサギの子育て映像の撮影に成功。
1999年、第16回アニマ賞(平凡社)受賞。2017年、ネイチャーベストフォトグラフィーアジア動画部門において「アマミノクロウサギの子育て」の作品が、優秀賞受賞し、米国スミソニアン自然史博物館で年間放映される。同年、第68回南日本文化賞受賞(南日本新聞社)、2018年第51回MBC賞などを受賞。
テレビ放送では、共同制作および出演として、NHKの「生きもの地球紀行」「地球ふしぎ大自然」「ダーウィンが来た」「美の壺」などをはじめ、多数出演。著書に「Tropical奄美から南風」「時を超えて生きるアマミノクロウサギ」「奄美 光と水の物語」(小学館)、「村 奄美ネリヤカナヤの人々」「生命めぐる島 奄美」「奄美の食と文化」(南日本新聞社)などがある。

no.2

浜田 百合子 / はまだ ゆりこ

企画・編集者

1953年、東京生まれ。東京女子大学卒業。大手総合出版社に勤務後、フリーランスとなり業界誌や婦人雑誌のライター、編集者を経て、結婚を機に奄美大島へ移住。夫である浜田太の写真を活用し、奄美群島の観光ポスターやパンフレットなど各種印刷物の企画・編集を手がける。
1995年8月、島々の自然、文化、歴史、島人の暮らしなどをテーマに創刊された雑誌「奄美群島の情熱情報誌Horizon」で編集長となり、以後20年間島内外に発信を続けてきた。
同誌は、1997年に第13回全国タウン誌フェスティバル(NTT西日本主催)で奨励賞、98年に地域コミュニケーション賞を受賞。同誌は2014年に終刊となったが、現在は全40号が電子書籍として扱われている。
共著として奄美群島日本復帰40周年記念誌「満天の星のごとく‥」(鹿児島県)、「奄美群島観光ガイドブック」や「生命めぐる島奄美」「奄美の食と文化」(南日本新聞社)などがある。元(一社)共同通信社通信員。奄美市生涯学習講座講師。

no.3

濱田 あゆみ / はまだ あゆみ

プロジェクトマネージャー

1982年、奄美大島出身。2001年、鹿児島県立大島高等学校卒業。2006年、アメリカ合衆国のLane Community Collegeを卒業。Marriott Hotel系列にコンシェルジュ兼フロントデスクで勤務後、2008年帰国。Four Seasons Hotel椿山荘東京に勤務し、2011年から公益財団法人ユニジャパン内東京国際映画祭事業部にて、データベース担当したのち、公益財団法人ユニジャパンのシステム管理担当として従事した。
2018年より、㈱エアポートTVネットワーク常務取締役。このプロジェクトでは、プロジェクトマネージャーとして、国内外のプロジェクトメンバー(翻訳者およびデザイナー等)との連絡業務や翻訳を担っている。

no.4

エヴァンゲリア・パポサキ博士

メディア学研究者

エヴァンゲリア・パポサキ博士カーディフUKは、ニュージーランドを拠点とする研究者、国際小島嶼文化会議(SICRI)の招集者、元鹿児島大学太平洋諸島研究センターの国際研究フェロー、ePressの編集長。太平洋諸島での豊富な経験を持ち、島のメディアとコミュニケーションに焦点を当てた大規模な研究プロジェクトに従事している。
2017年のフェローシップ期間中、奄美諸島の桑原季雄教授と共同で奄美諸島でフィールドワークを行い、この研究の一環として、島のメディアを調査し、ケーススタディの1つとしてHorizonマガジンを使用。同誌の高品質のコンテンツを検討するなかで、奄美諸島に関する情報が英語で不足していたことに着目し、Horizonマガジンのコンテンツを英語に翻訳し、簡単にアクセスできる形式、つまりオンラインプラットフォームにすることを推奨した。今回のプロジェクトにおいては、プラットフォームの開発を監督し、将来新しいコンテンツを開発する英語編集者を務めている。
琉球大学:写真集「村」に関する論文

no.5

桑原 季雄 / くわはら すえお

鹿児島大学名誉教授

1955年、奄美大島出身。筑波大学大学院で文化人類学を専攻。1990年5月鹿児島大学教養部に着任。その後、法文学部、共通教育センター教授を経て、2020年4月より鹿児島大学名誉教授。東南アジアの文化人類学的研究のほか、ミクロネシアや日本の南西諸島の島嶼人類学的研究を行っている。著書に「奄美の文化人類学」(単著)のほか、共著に「鹿児島の島々」「The Amami Islands」など。2017年からパポサキ教授と奄美群島のメディアに関する共同研究を開始し、タウン誌「ホライゾン」のメディア論的研究にも着目している。このホライゾンWEBサイトプロジェクトでは、サブリーダーとして、日本語文章の校閲・英語翻訳等を担当。

no.6

シェリー・セクラー

和英翻訳家

アメリカ合衆国ペンシルベニア州出身。1995年から1998年に外国語指導助手(ALT)として鹿児島県立大島教育事務局に派遣される。喜界島、奄美大島の北部の中学校・高等学校7校で勤務した後、奄美大島の5ヶ所で英会話教室を開設。日本語検定一級取得。元奄美市文化財保護審議会委員。鹿児島県警察民間英語通訳人。
奄美居住歴(約18年間)があり、奄美の自然や文化に周知していることから、以前より奄美の観光パンフレットなどの翻訳を担当。現在は、アメリカ合衆国において、フリーランス和英翻訳者として活躍。

no.7

喜入 久子 / きいれ ひさこ

通訳・翻訳家

滋賀県出身。同県公立高校の英語教諭を経て、英国Warwick Univesity大学院修士課程留学。帰国後結婚を機に奄美大島移住。喜入英語専科塾経営。その後、沖縄へ移住し、沖縄県立語学センターを経てフリーランス通訳者となる。2007年よりJICA(日本国際協力機構)沖縄センター、沖縄県立看護大学・大学院などで、英語通訳および翻訳業務を担当。6年間、オーストラリアへ移住(University of Queensland日本語通訳翻訳科で修士学位を取得した後、シドニーでフリーランス通訳として稼働)。帰国後、コカ・コーラ・ボトラーズ、GEヘルスケア等大手外資系企業にて社内通訳(翻訳)を経験。現在は東京都内の米国外資系IT企業にて、プロジェクト付き通訳(翻訳)業務委託を受託中。(沖縄の自宅から完全在宅勤務)

no.8

金澤 睦 / かなざわ むつみ

翻訳家

東京都出身。上智大学卒業。アラスカ州立大学(生涯教育修士、文化人類学副専攻)、Unitec Institute of Technology(国際コミュニケーション)異文化コミュニケーション、移民研究で修士。ソニー㈱、アイルランド大使館、スイス大使館、国連大学、駐日欧州委員会代表部などに勤務。2010年にニュージーランドに移住。現在はフリーランス(コンサルタント、翻訳、リサーチ)。ニュージーランドではエヴァンゲリア・パポサキ教授の教え子であり、今回のプロジェクトに推薦された。

no.9

井上 まさき

翻訳業

1968年、福岡県出身。2001年奄美市移住。主に産業翻訳の分野で活動し、マイクロソフトやAmazon などの IT 系を中心に、工作機械や医療機器などの多岐にわたる翻訳プロジェクト(英日/日英)に参加。また、各種企業の取材とコーポレートサイト(ホームページ)の記事執筆も手掛けるほか、地元奄美群島の観光パンフなどの英訳作業にも携わる。奄美市生涯学習講座でも講師を務める。

no.10

チャック・コレニー

翻訳業

1985年アメリカ合衆国オハイオ州生まれ、ケンタッキー州育ち。2009年に群馬県に外国語指導助手(ALT) として来日し、2年後一旦帰国。2018 年に再来日し、奄美大島瀬戸内町に赴任。奄美群島13の小・中学校を担当する傍ら、外国人観光客や外交官への通訳や地元観光プログラムなどの翻訳にも携わった。奄美の島唄や歴史の探求を始め、瀬戸内町では、日本語と奄美の島口でラジオホストを務めた。現在、日本のミュージシャンの作品を国際的に宣伝支援するための会社を運営している。日本語検定二級取得。
https://www.almost-new.net/

no.11

里村 実 / さとむら みのる

ADVANCE WEB STUDIO 代表

1972年、名瀬生まれ龍郷育ち。高校卒業後上京し、1995年WEB制作を始める。1999年奄美大島へUターン。2003年ADVANCE WEB STUDIO設立 。現在、WEB (サイト制作・リニューアル・SEO)や写真撮影風景(イベント・商品・料理・ウエディング)を行いながら、奄美情報処理専門学校で講師も務める。当HorizonのWEBサイト制作を担当。

no.12

二瓶 康成 / にへい やすなり

WEBディレクター

1976年、新潟生まれ。東京にてWEB制作会社、大手商社でのECサイトディレクターを経て独立。2007年にWEBコンサルを主体としたalmost newを立ち上げる。2012年より妻の故郷奄美大島に拠点を移し、島の魅力を独自の切り口で発信するフリーマガジン「きょら」を企画・発行。コンサル業においては、島内外の様々な企業との企画や販売促進、ブランディングなどを手掛け、 売り上げやイメージの向上に貢献する。当HorizonのWEBサイト制作を担当。
https://www.almost-new.net/

特別協力 / 山田照美・山田多恵子