唄の島

奄美の人々はうれしいときも悲しいときも、唄を即興でつくり歌いあってきました。今でも歌い継がれる数々の唄のなかには、神への唄、子守唄、恋人への唄、教訓の唄、仕事唄など様々なものがあります。文字を持たなかったいにしえの人々は無名の詩人であり、作曲家でもありました。
唄は時代を超えて、今もいにしえの言葉のままに歌い継がれています、その声は、時に哀愁をおび、時に喜びにあふれ、私たちの心に迫ってきます。