奄美大島の川
奄美の川の特徴
奄美大島の中南部には最高峰の湯湾岳(694m)をはじめ、照葉樹林の深い森に覆われた山々が連なっている。そこに、温暖湿潤な気候が年間3000㎜…
奄美の川は、多様な水生生物の生息する大切な場所でもあります。渓流沿いではアマミスミレなど貴重な植物が多く自生し、アマミイシカワガエルなどの9種類のカエルも生息しています。近くにはそれらを常食とするハブ類も潜んでいます。
中流域には、100万年以上にわたり独自に進化した、固有のリュウキュウアユが生息。住用川・役勝川の河口には、国内第2位の面積を誇るマングローブが広がり、「生命のゆりかご」と呼ばれるほど多種多様な生物が生息しています。