独特の文化
闘牛の島
奄美の闘牛は古くから農閑期の娯楽として生まれたが、現在、この風習が残っているのは奄美群島では徳之島だけとなった。徳之島では闘牛を「牛なくさみ…
亜熱帯の島々での暮らしには、様々な知恵が必要でした。穀物を湿気やネズミの害から守った高倉や、暴風や防潮のためにはサンゴ礁を活用した石垣が家の周囲を覆いました。また、海に囲まれた山深い島の交通には、舟が大活躍してきたのでした。
また、毒蛇の脅威や水不足など、厳しい島暮らしのなかで人々は様々な祭りで神への感謝を伝え、また、闘牛や踊りなどで暮らしに活気を吹き込んできました。
独特の文化
奄美の闘牛は古くから農閑期の娯楽として生まれたが、現在、この風習が残っているのは奄美群島では徳之島だけとなった。徳之島では闘牛を「牛なくさみ…
独特の文化
奄美大島では、各集落や学校の校庭などにも土俵があり、男子は一生に一度は回しをつけるといわれるほど、相撲文化は地域に根ざしている。
独特の文化
南西諸島では台風などによる防潮や防風のため、家屋の周囲に石垣をめぐらすところが多かった。
独特の文化
高倉とは、穀物類を貯蔵する高床式で茅葺(かやぶき)屋根の倉庫で、通気性に優れ、湿気や害虫を防ぐ農家の付属建築の一つ。
独特の文化
海に囲まれ険しい山々が連なる奄美では、かつては、舟が集落と集落を往来する大切な交通手段であり、黒潮にのって交流し、文化の橋渡しをする役割も担…
独特の文化
私は1955(昭和30)年から1957年まで、奄美群島に4回、通算182日間滞在して記録写真を撮影した。当時は九学会(きゅうがっかい)連合奄…