唄の島

島唄実演、唄者・訳者紹介

島唄実演(動画)

ヨイスラ節

朝花節

くるだんど節

俊良主節

しゅんかね節

イトウ(仕事歌)

行きゅんにゃ加那節

やちゃ坊節

唄者・訳者の紹介

西 和美(にし かずみ)

1942年、大島郡瀬戸内町西古見出身。義父の島唄を聴き、島唄に目覚める。その後、坪山豊氏に師事。1984年、 奄美民謡大賞の新人賞受賞(嘉徳なべ加那節)。1985年、「雨ぐるみ」を歌い、当時最年少で奄美民謡大賞大賞を受賞。1986年、国際民族文化祭「フォークライブ」(スミソニアン博物館主催)に、日本代表として参加した。

1983年からオープンした島唄と島料理の店「かずみ」で、島料理を作いつつ、島唄をうたい続けている。2003年に健康をそこねたが、現在も店や舞台で歌い、若い唄者や島唄ファンなどに昔ながらの「唄遊び」の場をつくり、交流するのを使命としている。

中村瑞希(なかむら みずき)

1979年生まれ、奄美市笠利町出身。小学5年生の時に、島の伝統文化を育成する「大笠利わらぶぇ島唄クラブ」に所属、島唄、三味線、八月踊り等を学び始める。同クラブの指導者である対知広夫(たいちひろお)氏に師事。

2003年第24回奄美民謡大賞大会で、「嘉徳なべ加那節」を歌い、大賞受賞。2006年には、日本中の民謡が競い合う民謡フェスティバル2006(主催/公益財団法人日本民謡協会)において、「やちゃ坊節」を歌いグランプリを受賞。

伝統を守りつつ様々なコラボに挑戦するなど、現在の若手唄者の先輩的な存在。のびやかで透明感のある歌声と美しさに、ファンは多い。

前山真吾(まえやま しんご)

1983年生まれ、奄美市名瀬出身。19歳の頃に生のシマ唄を聞き衝撃を受け、唄者石原久子に師事。その後徐々に頭角を現し、2011年には「しゅんかね節」で奄美民謡大賞の大賞を受賞。男性としては10年振りの受賞となった。

伝統的な島唄の活動とともに、様々なジャンルのミュージシャンともコラボするなど、新しい試みを取り入れながら奄美民謡の普及に努めている。2018年にはNHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』において、劇中歌を担当するなど活躍の場を広げている。

現在、地元の老健施設「虹の丘」に勤務の傍ら、島内を始め全国や海外でも多数の公演を行い活動している。

・太鼓(チヂン)&指笛(ハト)/栄 忠広
・手拍子/肥後オサヨ、満本節子、栄カズエ

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