奄美大島の森/動物

爬虫類

奄美の爬虫類

奄美群島の爬虫類は本土のものとは全く異なり、特にトカゲ類は種類が多く、キノボリトカゲなど熱帯系のものも生息している。毒ヘビとして名高いハブは森の生態系の頂点ににたち、侵入者を防いできた。オビトカゲモドキは、原始的なヤモリの仲間で、鹿児島県指定天然記念物。体にピンク色の横帯が4本あるのが特徴だ。

ハブ(Protobothrops flavoviridis)

アジア最大のマムシ亜科毒蛇。体色は黄褐色のほか、金、銀、赤黒色と変異も多く、独特の斑紋がある。中琉球のなかでの分化が大きく、色彩、習性、毒タンパク質などに大きな島嶼間変異がある。

ハブ Protobothrops flavoviridis

オビトカゲモドキ(Goniurosaurus splendens)

徳之島にのみ生息する固有種。ヘビなどの敵に襲われると尾を切って逃げる。

オビトカゲモドキ Goniurosaurus splendens (写真/千石正一)

オキナワキノボリトカゲ(Japalura polygonata polygonata)

全長20㎝。オスは鮮やかな緑色

オキナワキノボリトカゲ Japalura polygonata polygonata

学名対応表(爬虫類・両生類)をダウンロード(pdf:85KB)

写真/浜田太

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